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2012年2月15日のアーカイブ

資金管理28

より早く収益を積み上げていく”固定資本管理法“を採用することで

小額の投資資金を短時間で増やすことができても、一回の大きな損失で

かなりの投資資本を失くしてしまう危険がある。一度、投資資本が大きく減ってしまうと

取引額(枚数)を減らして取引を再開することになるが、

損失をリカバーするまでの時間が掛かる。つまり、資金管理方法の選択には

”バランス“が重要視される。リスクに見合ったリターンの追求をバランスよく

続けることで破産を回避しながら売買を続けていくことができる。

バランスがうまくとれているのか調べるには、収益と損失の標準偏差を資金管理別に

比較する方法が一番簡単だろう。標準偏差が大きいとバラツキが大きいということになる。

既に読者の皆さんは予想しているだろうが、”固定資本管理法“の収益と損失は

他の管理方法に比べてばらつく。しかし、バラツキが最も小さい管理法を

採用すればよいとは限らない。そこで、トレーディングルールが構築した後に、

その結果をモンテカルロ・シュミレーションするトレーダーもいる。

過去データをいろいろと組み合わせて、その結果を比較する方法としては

最適といわれている。しかし、各管理法別に描かれた収益カーブを

比較することが最もシンプルな判断方法だと思う。

収益カーブは、一般的に累計収益を意味しているが、

買いと売りのシグナル別の収益カーブを描くことも大切だ。

買いシグナルの収益カーブを描く。そして、収益の移動平均を求める。

多くは加重移動平均を使うが単純移動平均でも良いだろう。移動平均の期間だが、

一ヶ月の平均営業日数が20日間なので、20日を良いだろう。

収益カーブが移動平均線よりも上であれば、そのシグナル通りに売買しても良いが、

累計収益が移動平均線を下回った時点で、そのシグナル通りに売買することを停止する。(続)

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Profile
  • 成田博之
  • ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業。シンガポールの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダーとして、 1998年にオーストラリアに移住。その後、ヘッジファンドの運用にも携わる。 2006年に帰国後、FX業者でディーリング部長やコンサルティング業務に従事。 2009年8月から、ウエストビレッジインベストメントに企画・開発部門担当として参加。現在、West Village Capital株式会社代表取締役
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